2010年05月09日

昨日、久しぶりに寅さん(「続・男はつらいよ」)を観た。

★「続・男はつらいよ」のネタバレあります。
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 昨日、久しぶりにゲオに行って(これだけで大冒険だったのですが、詳細は省略。詳しくはこちら)「続・男はつらいよ(2作目)」「蒲田行進曲」「太陽を盗んだ男」を借りてきました(いずれも未見)。

 本当は、第1作目の「男はつらいよ」が観たかったのですが、先客ありで借りられませんでした。

 で。
 寅さんといえば、からりとした涙。
 笑いながら、ほろりとさせる、という、日本人と私には大好物の映画です。

 だけど、この「続・男はつらいよ」は泣けなかったっすねえ〜。

 泣き上戸の私が泣かない、ということは、どうも制作者側に「そもそも泣かす気がなかったのではないか」と思われるわけです(だって私、「ビルマの竪琴」1回の上映で3回泣いているんですよ?!)。

 「泣けなかった」というのは、「映画を観て泣きたい人」以外には特に欠点にはなりません。
 この映画も、ふつうに、充分おもしろかったです。
 退屈しなかった、というだけで平均以上の娯楽映画ですよ。

 泣けなかった理由はいろいろあるんですが、もっとも大きい理由はこの映画が「ハッピーエンド」である点でしょうね。
 寅さんが、最後、おかあちゃんと一緒にいるところをヒロインが見かける。それでエンドマーク。

 そりゃー、泣けませんわね。
 感動では泣けますが、ほんわかでは泣けないのです。

 うーむ、説明が難しいですが、私的には、泣きのセオリーは「挫折、友情、努力、犠牲、勝利」だと思っています。それで、努力、犠牲、勝利のところに感情の段差が生まれるから、泣ける、と。
 それが、ほんわかとしたハッピーエンドでは、感情の段差がないから、泣けない。今回はそういうことではないかなと。

 私的には、泣けない寅さんなんて寅さんじゃありません。

 私は寅さん映画を、泣くために観るからです。
 私にとっての「男はつらいよ」シリーズのウリは「泣ける」ということなのです。

 寅さん映画でも、泣けない作品があるのだな!
 ひとつ勉強になりますた。

 でも寅さんは好きなので、また懲りずに観ますよ!


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 ちなみに、先生役の男性、「このジジイ、どっかで観たことあるな、誰だっけ、どこで観たんだっけ。この説教くさい言い方も覚えがある、誰だっけ、誰だっけ」と一生懸命考えても思い出せず、降参してネットで調べたら「東野英治郎」! ……あ、黄門様でしたか……。とほほー。そりゃ見覚えあるわけです。


posted by バーバラ・アスカ at 09:25 | TrackBack(0) | コラム・エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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