2010年05月12日

『鋼の錬金術師』の次回作は?

鋼の錬金術師 25 (ガンガンコミックス)  少年ガンガン 2010年 06月号

 人気マンガ『鋼の錬金術師』が7月号で完結するそうだ。

 鋼の錬金術師 :連載9年で完結へ 次回7月号に最終回(まんたんウェブ)
 http://mantan-web.jp/2010/05/12/20100511dog00m200040000c.html

 『鋼の錬金術師』は、個人的にも大好きで、単行本も欠かさず買っている。
 「人気マンガになるかどうかは、冒頭で決まる」というのが私の持論だけれど、傑作になるか、100年残る作品になるかは、ラストも大いに関係してくるので、最終回はとっても楽しみである。

 で。
 人気マンガの最終回の時は、いつも気になることなんだけれど、「次回作は?」ということである。

 いや別に、「次回作の内容が気になる」とか言うのではない。これほどの人気マンガの後であれば、必ず次回作は発表されるであろうから、座して待てば、必ず読める。急いで知ることもないし、知りたくもない。

 私が気になるのは、「次回作はヒットするのだろうか?」ということである。

 もーはっきり言って余計なお世話以外のなにものでもないのだが、普段からマンガ家さんの大変な現状を見たり聞いたりするにつけ、私はついつい、「人気マンガ家さんの次回作の心配」までしちゃうのである。
 「編集者は作家の生活の心配までするべきである」が信条だし。

 なんで私が人気マンガ家さんの生活の心配までしちゃうのかというと、それは、「それだけマンガ業界が厳しい」からである。いろんな意味で。

 まあ、ここでマンガ家さんの現状についていろいろ述べることはしないが(知りたい人は『漫画家超残酷物語』『まんが極道』『遺跡の人』『失踪日記』あたりを読んでくれ!)、人気マンガ家だって、次回作は売れるかどーかなんて、まったくわからないのであるよ。
 大ヒット作の次回作が大コケ、なんてことは山ほどある。

 「うまいだけでは生き残れない」のがマンガ業界、ひいては出版業界の恐ろしいところです。
 おもしろいところでもあるけどね。だって、そうでもしないと、新人の出てくる余地がない。

 だれかの名言(すまん誰だか思い出せん)にもあったよね、
 「いつまでもあると思うな親とカネ。ないと思うな最終回」 。

 荒川さんの次回作が売れますように! マジで!!

 あ、『獣神演武』の存在は知ってて言っていますからね、念のため。
posted by バーバラ・アスカ at 09:48 | TrackBack(0) | 出版評論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。